文章題について考える。

1月から3月の間、会社の研修の一環で
ビジネススクールの、マーケティングの講座を受けています。
現在は長期休暇中なのですが、単位が取れないと
半額が自己負担になってしまうので、がんばって出席しています。
毎回、ちょっとしたレポートのようなものが課せられるので、
それなりに大変ですが、その分とても勉強になっています。

で、次回のテーマは、とある会社を題材に
生産財(鉄骨とかネジとか、物を作るのに必要な製品)の
価格設定についてなので、予習をしています。
ざっくり言うと、「それを使うとX時間節約できるからY円で売れるね」
みたいな感じのことを、いろいろな資料から導き出しています。
今回は海外旅行をはさんだのであまり時間がなく
(NYにもテキストを持っていたけど、予想通り一度も開かなかった)
ちょっとどきどきしています。

久しぶりに数式(とはいっても「+-×÷」の四則演算くらい)と格闘していて、
ふと、小学校時代にやった算数の文章題とやってることは同じだなーなんて思いました。
そんなわけで、文章題を解く際のルールについて、
いくつか思い出したことをまとめてみます。

■イコールが成り立っていないといけない

例題
ケンヂくんがりんごを2個、オッチョくんがみかんを3つ持っています。
そこへヨシツネくんが梨を4つ持ってきました。
ぜんぶで果物はいくつになったでしょう?

よくある間違いの例
2 + 3 = 5 + 4 = 9(個)

※だって、イコール、成り立ってないじゃん。

■問題にない数字は(円周率とか以外は)使ってはいけない

例題
50円玉4枚と100円玉3枚で、合計いくらでしょう?

よくある間違いの例
200(円) + 300(円) = 500(円)

※200円とか300円とか、どっから出てきたんだよー!

■かけ算では前の数字が答えの単位になる

例題
50円玉4枚で、いくらになるでしょう?

よくある間違いの例
4(個) × 50(円) = 200(円)

※これだと、答えの単位は「円」じゃなくて「個」になっちゃう。

何でこんなことを思い出したかというと、
今回レポートを書いていて、「よくある間違い」を
気づかずに自分でやってしまっていたから。
ヘキサゴンとか見ていて「羞恥心、バカだなー」とか思っていても、
いざ自分でやる時になると、案外こんなことも忘れているもんです。

てか今、改めて見てみると、揚げ足取りの
いやがらせみたいなルールのようにも感じるな。。。