シカゴの街を歩きまわってみた。

シカゴの街は主な見所が、ループ地区周辺の比較的狭い地域に集まっているため、
ロサンゼルスよりも歩きまわりやすいと思います。
電車の料金体系がちょっとわかりにくかったので、今日は徒歩で歩きまわってみました。

シカゴは超高層ビルが立ち並ぶ超大都会なのです。

冬とは言えTシャツ一枚で歩き回れたカリフォルニアとは大きく違い、
シカゴは風も強く、朝晩は零下になるほどの極寒です。
いつものように食事の時間をケチッて歩きまわると凍死しかねないので、
まずは腹ごしらえから。

ポテトフライだけでお腹いっぱいになりそう。

朝食はRed LineのChicago駅そばの、Mr. J’sというお店でハンバーガーです。
6ドルほどと安いのですが、予想以上にボリュームが多くて驚きました。
ちなみに、今日は結局これ一食です。我ながら、燃費良すぎ。

有名な「シカゴの大火」で燃え残った歴史ある建造物です。

宿がループエリアよりも北だったので、まずはウォータータワーから散策開始。
ここからループ地区に向かって南に向かいます。

見た目めっちゃボロく、電車が通るたびに爆音が響き渡ります。

ちなみに、ループエリアとは
“L”と呼ばれる環状の高架鉄道に囲まれた部分周辺を言うみたいです。
イメージ的にはお台場のゆりかもめ?ちょっと違うか。

かつて、世界一高い建造物だったこともあるそうです。

手始めに、ループエリアにあるWillis Tower(シアーズタワー)に登ってみました。
この手のビルの展望台の入り口は、いつもわかりにくいのですが、
今回も例に漏れず、入り口を探しまわってしまいました。
W.Jackson通り沿いにSky Deck入り口用の建物があるので、そこから入ります。

元祖、摩天楼。

いや、大都会ですよ。上から見ると超高層ビルが立ち並んでいます。
有名な建築家が設計した、ちょっとおもしろい形のビルがたくさんあるのも特徴です。

落ちないとわかっていても、怖い。

そして、この展望台の見所はこれ。足場が透明になっている部分です。
最初の一歩を踏み出すのに度胸がいります。足、すくむって。

その後、ループを横断してグラントパークに向かいます。
夏であれば人で賑わっているんでしょうけど、
この寒さもあり、雪で公園の大部分が覆われており、ほとんど人もいませんでした。

公園の中央にある、リンカーンの像。

公園内をリスが走りまわっています。かわいい。

グラントパークをひととおり見たあとは、そのすぐ隣りにあるミレニアムパークへ向かいます。
ミレニアムパークには様々なオブジェなどが配置されており、
散歩するにはもってこいの場所です。
ただ、繰り返しになりますがめっちゃ寒いです。
呼吸するたびに肺が寒い。いや、冗談抜きで。

鏡面になっているオブジェ。見ていると不思議な気分になります。

3原色のランプだけで表現され、刻一刻と変化してきます。

また、シカゴ美術館は2月中は入館無料ということだったので、ざっと見て回ってきました。
さすがにニューヨークのメトロポリタンミュージアムほどの広さはありませんが、
ちゃんと見ようとすると1日は確実にかかりそうな規模です。

ミレニアムパークとは歩道橋でつながっています。

日没までもう少し時間がありそうだったので、ネイビーピアまで足を伸ばします。
ネイビーピアは、植物園やIMAXシアターなどがあるアミューズメント施設。
大観覧車などもあるのですが、さすがにこの寒さでは乗っている人はいませんでした。

さすがに徒歩だとちと遠かった…

締めは、ジョン・ハンコック・センターの展望台に登ってみます。

最後まで高いところに行きますよ。

シカゴの夜景。どちらの方向を見ても絶景です。

いや、めっちゃ寒い中、今日もやっぱりかなり歩きまわってしまいました。
宿の熱いシャワーが気持ち良かったです。

さて、明日はこの旅の中で最もキツイと思われる行程。
夜行バスで21時間かけて、ワシントンDCへの移動します。