ライトノベルの楽しい書き方

久しぶりに映画を見てきました。
「ライトノベルの楽しい書き方」という、一風変わったタイトルの映画、
本田透さん原作のライトノベルを映像化した作品です。
都内では池袋でしか上映していませんでしたので、
年末の最終出社日の後の、最後の上映回で見てきました。

剣術師範の跡継ぎで、級友からも一目置かれる美少女である剣が、
実は人気ライトノベル作家であり、
ひょんなことから、海洋生物が趣味の八雲と1ヶ月限定で
付き合うことになる、というところから話が展開します。
最初はぎこちなかった二人が、お互いの強さと弱さに触れる中で、
互いに心ひかれるようになる、という、
アニメやマンガのテンプレとして、よく見るようなストーリーです。

話としては奇をてらったところのない、いわゆる「ベタ」な展開ですが、
それだけに安心して見ることができます。
(最後にちょっとしたサプライズもありますが)

主役の剣を演じるのは、Berryz工房の須藤茉麻さん。
お世辞にもうまいとは言えない演技なのですが、
独特の眼の力があり、そのため、剣の強さと弱さの絶妙なバランスが
うまく表現されているように感じました。

その他にもヒロイン役で竹達彩奈さんや、
主人公八雲のお母さん役で國府田マリ子さんなど、
人気声優さんが出演されているのも注目です。
個人的には國府田マリ子さんが、お母さん役をやるようになったのかと
ちょっと感慨深かったりします。

こういう、いかにもB級感がある映画は個人的に大好きです。
マンガ的な世界観に好き嫌いはあると思いますが、
自分としては肩の力を抜いて、大変楽しく見ることができました。

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