名探偵コナン純黒の悪夢

2016/6/2 映画

毎年の恒例となっている名探偵コナンの劇場版映画を、今年も観に行ってきました。
今回は、コナンの原点でもある「黒の組織」の関するお話ということで、
個人的にかなり楽しみにしていました。
前作の「異次元の狙撃手」では、原作ストーリーにも関わる大きな謎が明かされましたので、
記念すべき20作目である今回も、何か「黒の組織」に関する情報があるのではないかとの期待もありました。

黒の組織が手に入れた「ノックリスト」により、潜入しているスパイたちが次々に暗殺される中、
キールことCIA捜査官水無怜奈や、バーボンこと公安捜査官の安室透にもその手が伸びます。
そんな中、ひょんなことからコナンたちと仲良くなったオッドアイの女性の正体は実は、
というのがストーリーとなります。

ここ最近のコナンの映画の傾向でもあると思うのですが、謎解きの要素はあまりなく、
アクションシーンが主となっています。
序盤のカーチェイスや、安室と赤井のバトルなど、見どころがあるシーンが多いです。
結末については賛否両論あるようにも思うのですが、
個人的には良い形のまとめであるように感じました。

謎解きを期待していくとちょっと肩透かしを食らうような面もありますが、
FBI編の主要キャラクターが総登場して、スピード感ある物語が展開されて、
ファンであれば十分楽しめるのではないかと思います。
次作の制作も決まったようですので、それまではTVアニメを見ながら、
来年を楽しみにしておこうと思います。

　　＊　＊　＊　＊　＊