ずっと前から好きでした。～告白実行委員会～

2016/7/3 映画

クリエーターユニット「HoneyWorks」が原作の青春群像劇。
以前より彼らの作品は好きで、よく聞いていたのですが、
これらの楽曲がモチーフとなった劇場版アニメが制作されると聞き、
HoneyWorksのアルバムジャケット等でお馴染みのイラストが
世界観そのままスクリーンの中で動きまわることで、とても楽しみにしていました。

内容としては、3組の男女恋模様が描かれた青春群像檄。
もちろん、印象的なシーンではHoneyWorksの楽曲が効果的に使われ、
爽やかさが演出されます。
少女マンガ風のかわいらしいキャラクターとストーリーで
最初はこそばゆくも感じるが、徐々にそれぞれの恋模様を応援したくなってきます。

もっとも丁寧に描かれているのは、夏樹のエピソードではありますが、
個人的には、この作品の中ではあかりが一番気になりました。
まわりの恋に気づき、応援しているのに、でも自分のことに気づいていない、
というところが、見ていてすごくハラハラしてしまいます。

楽曲が元ネタとなっていますが、まったく奇をてらったストーリではないので
初見の人や、楽曲を聞いたことない人でも十分楽しむことがができます
見終わったあとに、若いころの（かなり美化された）思い出に
浸りたくなるような作品でした。

　　＊　＊　＊　＊　＊