ムダなモノのお店。

「生活非必需品専門店」と銘打ったお店が秋葉原にあります。
「むだや」さんです。最近はメディアなどでかなり有名になったように思います。

純和風っぽい店構え。

場所は先に紹介した段ボール肉まんの店の並びにあります。
店内はちょっとおしゃれなセレクトアイテムショップっぽい感じで、
基本的にごちゃごちゃしたアキバのお店とはちょっとちがう空気を感じます。

どれだけムダなモノがあるんだろう、と思って期待していたのですが、
意外にも、けっこう使えそうなモノがたくさんあります。
幾何学的な立体が時間とともに形を変える時計など、オブジェとしてもかなり秀逸です。
床そうじに使えるぺたぺたした玉や、「秋葉原」の文字の入ったジョッキなどは、
ふつうに欲しいです。

1階だけかと思ったら、地下にもかなり広いスペースがあります。
こちらはさらにディープです。
手のオブジェ（リアルすぎて、ちょっと気持ち悪い）とか、ブリキのおもちゃらしきモノとか、
何に使うんだかわからない「生活非必需品」が満載です。

確かに日常生活の中では使わないモノばかりなのですが、
不思議な魅力のあるアイテムがたくさんあって、見てるだけで楽しめます。
「これって何に使えるだろう」と考えながら見ると、発想の訓練になるかもしれません。
…本来の趣旨とはちがうと思いますが。