ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破

1作目「序」は、作画が変わったくらいで
ストーリー自体はアニメ版と大きく変化がありませんでした。
しかし、「破」はうってかわり、ほとんどがオリジナルストーリーで進みます。
ただでさえ複雑なストーリーに、新たな要素が盛り込まれているなど、
正直、まだ自分の中で内容を消化できていない状態です。

アスカの苗字が「惣流」でなく「式波」に変わっていたことで、
役柄が変わるんだろうな、ということは何となく思っていたのですが、
まさか、4号機（オリジナルでは3号機）にトウジではなく
アスカが乗ることになるとは予想だにしませんでした。
また、何かと話題の新キャラ「マリ」も、この作品だけでは
敵か味方かわからないままです。
（ユーロのパイロット＝アスカの同僚、なのか？）
あと、自爆したレイをシンジが助けたので、
「私は3人目」発言もありませんでした。

アメリカから送られた5号機に使徒「バルディエル」が潜んでいたのは
ネルフに対するゼーレの陰謀なのか、
なぜ、月面で6号機を生産しているのか、など、
今回も裏読みできる要素がたくさんあり、
しばらく楽しく悩み続けることができそうです。

「破」はアニメで言うとだいたい拾九話くらいまででしょうか。
渚カヲルくんが満を持して登場し、
アニメ版から謎のままであった、エヴァやリリスの謎が
次の劇場版で明かされるはずです。
予告編では、「急」といわれていた3作目の副題が「Q」となっていたり、
独眼竜のアスカが登場したりと、期待は尽きません。

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