パブリック・エネミーズ

新年明けましておめでとうございます。
今年も雑食な内容をマイペースで晒していきたいと考えておりますので、
よろしければお付き合いいただければと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

年末にかけていろいろとばたばたしてしまって更新ができていませんでしたので、
ちょっとずつキャッチアップしていきたいと思います。
まずは、年末に見た映画「パブリック・エネミーズ」。

舞台は今から約80年前の大恐慌時のアメリカ。
実在した紳士的なダークヒーロー”ジョン・デリンジャー”を描いた、
ギャングストーリー・ラブストーリーです。
主演は「世界一セクシーな俳優」と言われるジョニー・デップ。
圧倒的な存在感と、射抜かれるような目の力に惹きつけられます。

ストーリーとしては、王道とも言えるギャングスタームービーです。
迫力あるガンファイトやカーチェイスなどに加え、
ジョン・デリンジャーと、ヒロインでありアカデミー賞女優のマリオン・コティヤールが演じる
ビリーとのラブストーリーが華を添えます。
後半にかけてはスピーディーな展開となり、一瞬たりとも目が離せなくなってきます。
ラストも、特に意外な結末ではないと思うのですが、
実話らしい、リアルな内容でとても納得感があります。

残念だった点としては、「ジョン・デリンジャーの仲間たち」の描写が
かなりあっさりしてしまっていたこと。
「理解者」や「裏切り者」など、さまざまな伏線はあるのですが、
そこがわかりにくく、そのため感情移入しづらかったように思います。

そういったことも含めて、この映画は「ジョニー・デップ演じるジョン・デリンジャー」を
心行くまで堪能する作品、なのだと思います。
ギャングムービーとラブストーリーの両面で、スリリングな展開を楽しめました。

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