数学ガール

2020/3/24 書評

エンジニアでもある結城浩氏の小説のコミカライズです。
正直に言うと、表紙の質感とデザインに惹かれて購入しました。
ジャケ買いってやつです（笑）

内容は数学好きの主人公とミルカちゃん、後輩のテトラちゃんとの思春期にありがちなラブストーリーです。
こう書いてしまうとありきたりな内容に感じてしまうと思いますが、特徴的な部分は、やはり数式。
登場人物たちの関係性や心情が数式や数学の証明として表現されており、文系の僕としてはかなり最初抵抗があった部分でした。

ただ主人公の後輩ちゃんであるテトラちゃんが、疑問になりそうな部分は聞いてくれるのでだいぶ助かりました。
とは言えテトラちゃんの成長が凄まじく、後半ではついていけなくなるのですが。

絵柄に好き嫌いはありそうではありますが、3人の心情が数式になぞらえて表現されているところもあまり抵抗感なく、すっと入ってくると思います。
ただ、数式の内容を理解しようと思って読むとかなり大変だと思いますが（僕は挫折しました…）

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